家計簿の使い方
夫婦・同棲の生活費を分担する方法
「半分ずつ」と「収入に合わせる」では、同じ生活費でも一人ひとりの金額が変わります。まず何を共同費用へ含めるかをそろえ、計算上の負担案と、誰が実際に払ったかを別に確認しましょう。
二人で負担する費用を、同じ条件の数字で比較したい方。家庭ごとの合意や事情を判断するものではなく、関係性や個別財務への助言ではありません。
二人で分ける範囲を先に決める
住居費、共同の食材、水道光熱費など、今回二人で分けたい支出だけを並べます。個人の買い物を含めるか、同じ費用を別の名前でも数えていないかを、元の明細で確かめます。
一人目・二人目は入力順の呼び方です。性別、家計の役割、支払口座を指定するものではありません。このガイドに日本家庭の一般的な分担率や、採るべき唯一の方式を示す統計は使いません。
二つの方法を同じ入力で比べる
- 「生活費分担シミュレーター」で共同生活費の合計を入力します。二人の個人的な全支出の合計とは区別します。
- 双方の手取り月収を同じ期間・基準で確認して入力します。ツールは誰の収入も保存・記帳しません。
- 最初に「均等割り」を選び、次に「手取り収入の比率で分担」へ切り替えて金額を比較します。
- 二人の分担額を自分でも足し、共同生活費と一致するか確認します。結果を採用するかは、二人の合意と実際の条件で考えます。
153,001円を分ける説明用データ
架空の説明用データです。共同生活費153,001円、一人目の収入300,000円、二人目200,000円とします。
| 方法 | 一人目 | 二人目 |
|---|---|---|
| 均等割り | 76,501円 | 76,500円 |
| 収入比3:2 | 153,001×3÷5=91,800.6 → 91,801円 | 153,001−91,801=61,200円 |
¥91,801 + ¥61,200 = ¥153,001
¥76,501 + ¥76,500 = ¥153,001
均等割りの奇数円は一人目へ1円多く割り当てます。収入比では一人目を整数円で四捨五入し、二人目を総額からの残りで求めます。個別に両方を丸めて、合計を1円ずらす方法ではありません。
収入0円と、表示される割合の読み方
一人目0円・二人目200,000円なら、収入比の計算は一人目0円、二人目に共同費用の全額を割り当てます。これは計算上の結果であり、その分担を必ず採用すべきという意味ではありません。
双方0円では収入比を計算できません。均等割りへ切り替えるか、入力を確認します。共同費用が0円のときは分担額も0円ですが、負担割合は0で割れないため計算できない旨を示します。表示割合は実際の分担額から丸めた参考値で、収入比と厳密に一致しない場合があります。
分担案は送金や精算記録ではない
例えば一人が立て替えた支出がある場合、分担額だけでは、いま誰から誰へいくら渡すべきかは決まりません。実際に払った金額と合意した負担額を別の表で照合します。ツールは立替の回収や債権管理を行いません。
KAKELIRAには二人の家計簿を共有するアカウントや、収入を相互に照合する機能はありません。金額を入力しても自動送金・自動記帳はされず、関係性の公平さや支払い可能額を判定するものでもありません。
明細を使って確認する
共同生活費150,000円の分担と支払明細を照合するケース自分の記録で、ひとつずつ。
この記事を読むだけで、帳簿に記録が追加されることはありません。