KAKELIRAカケリラ

家計簿の使い方

家計簿の二重計上を防ぐチェックリスト

同じ金額の記録が二つあっても、別の買い物かもしれません。金額だけで削除せず、重複しやすい操作と原明細との対応を一つずつ確認すると、正しい取引まで消すことを避けられます。

このガイドの対象

合計が思ったより大きく、同じ支出を二度入力したか確認したい方。KAKELIRAが自動で重複候補を検知・削除するという説明ではありません。

削除の前に、残す根拠をそろえる

  1. レシート、購入明細、請求の内訳など、対象の支出を確かめる資料を手元へ置きます。
  2. 収支履歴で日付・区分・カテゴリ・金額・メモを照合します。同じ金額、同じ店という理由だけでは確定しません。
  3. 編集を開いて入力の誤りか、別の取引かを確認します。必要なら先に現在のJSONバックアップを保存・確認します。
  4. 重複と確認できた記録だけ「削除」し、確認画面で確定します。残した正しい記録と対象月の集計をもう一度照合します。

四つの経路を、別々の説明用例で検算する

下表はそれぞれ独立した架空の説明用データです。一つの帳簿の連続操作として合計するものではありません。

重複しやすい操作と誤った合計
状況誤った記録確認できた正しい支出
カード購入と後日の精算2,000+2,000=4,000円購入1回の2,000円
固定費から記録した後に手入力3,000+3,000=6,000円同じ請求1回の3,000円
レシートを分割した後に総額も入力食費2,000+日用品500+元の2,500=5,000円分割2件の計2,500円
1,200円を1,500円へ直すつもりで追加1,200+1,500=2,700円同じ購入を編集して1,500円
分割済みの2件だけの合計

¥2,000 + ¥500 = ¥2,500

元の総額も残した誤った合計

¥2,000 + ¥500 + ¥2,500 = ¥5,000

固定費の関連記録は、通常の手入力と区別する

固定費の「支出として記録」は、その月の支出を作る操作です。同じ請求を通常フォームでも追加した場合、固定費側の同月重複防止だけでは手入力分まで自動で消えません。

関連する支出の編集画面では「固定費の支出です」と説明されます。手入力の重複だと確認できたほうを削除するか、何を直す必要があるかを原明細と照合します。関連支出を削除すると支払記録も外れ、その月が対象の有効なテンプレートなら未払い予約へ戻るため、その影響も確認してください。

編集と新規追加、分割と元データを区別する

記録の金額だけを直したいときは、履歴の「編集」を使います。同じ購入を新しい支出として追加しても、元の記録は自動では置き換わりません。別の購入なら、似た金額でも新規のまま残す必要があります。

レシートをカテゴリ別に分けるときは、分割額の合計を支払総額と合わせ、元の総額記録を残していないか確認します。返金、値引き、立替分がある場合は専用の自動処理がないため、採用した整理方法と原明細を別に確かめます。負の支出を入れて重複と相殺する機能はありません。

自動検知に任せず、確認した結果だけ残す

KAKELIRAに自動の重複取引検知や銀行明細との自動照合はありません。履歴の支出/収入/全部の切り替えや、カテゴリ管理からの関連記録の表示を使い、日付・金額・内容を自分で確認します。任意の日付範囲フィルタを追加する説明でもありません。

削除後に集計が期待どおりになっても、それだけで判断を終えず、残った記録が元の購入を説明できるか見直します。誤って消した記録を必ず戻せるとは限りません。重複だと確認できない場合は、無理に小さい合計へ合わせないでください。

明細を使って確認する

共同生活費150,000円の分担と支払明細を照合するケース

自分の記録で、ひとつずつ。

この記事を読むだけで、帳簿に記録が追加されることはありません。